タンク内のサビ取り

燃料が数リットル、腐りきって入ってる。タンク内を覗くとサビで真っ茶色!
うわ、く、臭い!!!
こりゃー、力仕事になるなぁ・・・

先ずは油を洗わねば。(ガソリンは油です)
中性洗剤をドバッと入れて、ぬるま湯を入れて、抱きかかえて攪拌します。
しばらく振り回してから、ホースで水道水をジャバジャバ。
うわー、サビが出てくる、出てくる。

次にクサリを用意。これは廃車した車の、もう使うことのない残ったチェーン。

ディスクグラインダ

ディスクグラインダでおよそ1メートルくらいに切断します。

さて、ここからが地獄だ!
タンクに中性洗剤と水1リットル、それに先程のクサリを入れて、ガムテープでフタをして、
タンクをお姫様だっこしたまま、左右・上下・前後に振り回すこと、約1時間!

うおおお、う、腕が、肩が、チチが・・・・!!! (T_T)

この作業により、タンク内のサビを、クサリでかき落としていきます。
数分間振り回しては息切れし、2、3回振り回しては、中の水を替えていきます。
例えるなら、2歳の子供を抱えて、1時間位振り回す労力です。

ああ、それから、クサリの端に紐を結んでおくことを忘れずに!
タンクの口の内側は、円筒形の鉄板が周囲をぐるりと囲んでいるので、
逆さにしても一度入れたものを出すことは、なかなか困難な作業になります。
紐を常に外へ出しておくと、クサリを出す時は紐を引っ張ればよく、簡単に排出できます。

これを、サビの破片が出なくなるまで繰り返します。

ピカタンZ
さて、次は、ネオファクトリー ワコーズ ピカタンZ V451 登場。 6,825円。
用意するものは、
・熱湯14リットル(タンク容量16リットル、マイナス、ピカタン2リットル)
・ぼろの毛布や布団等
・発泡スチロール等保温材。

(1)タンクコックを外して、詰めものをして封印します。
(2)発泡スチロールのような保温材を敷き、更に毛布や布団等を重ね、その上に空のタンクを置きます。
(3)ピカタンZを全量、全てタンクに注ぎます。
(4)沸騰した熱湯を徐々にタンクに注ぎ、注入口いっぱいまで入れて空気を追い出します。
(5)注入口を仮フタで覆い、ガムテープで水がこぼれないようにし、保温材でぐるぐるに包みます。
(6)一晩、そのまま放置しておきます。(私の場合、発泡スチロールの箱にスッポリ入れて、12時間程度)

翌日、そっと開けてみると、タンクはまだ50度位の暖かさで、
フタを取ると、サビ混じりの茶色い水が渦巻いてました。
これをホースでジャバジャバして、薬液を完全に洗い流します。
中を覗くと・・・・・おおお! 目にも眩しい地金色に!!

温度をキープするには、夏の作業に限ります。
ホースジャバジャバの水仕事も、苦になりません。

さて、次は乾燥。電気ストーブを外側にあてながら、ドライヤーで熱風をタンク内へ。
中が見えないから、乾いたのかどうか、良く分からないのですよ。
念には念を入れて、よーく乾かして・・・・・っと、

あわわわ、地金色のはずが、淡く茶色に・・・・・!!! (T_T)

コーティングを剥離した地金は、瞬く間に、サビ始めます。(涙;)
写真を撮る暇、無いじゃん!!


ネオファクトリー ワコーズ タンクライナー(コーティング) V470 登場。 6,300円。

サビ取りをして、地金むき出しのままだと、直ぐにサビ始めてきます。
乾燥の程度の見極めが大事で、乾いたと思ったら、即座にコーティングしましょう。

タンクライナーはエポキシ接着剤と同じ成分です。内側全体を樹脂コーティングしてしまいます。
A液・B液を混ぜると固まり始めるので、先ずは半分の液量を調合して1度コーティングして乾燥させた後、再び残りで2回目の上塗りコートを行います。
混合液をタンク内に注入して、タンクを左右・上下・前後に回転させながら、溶液が均一に内側をなめるようにタンクを動かします。
銀メタルの顔料が混ざっているので、仕上がりはシルバーになります。

・・・ただ、溶液の容量が300ccだから、タンク容量がマイナス0.3リットルになるのかな?
或いは、乾燥すれば体積が縮むのかどうか、疑問が残りました。

タンク内を覗くと、見える範囲、すべて綺麗なシルバーです。
これでサビ対策は完璧ですね!!
新品のフューエルコックを取り付けて、これでタンクのメンテは終了です。